風になる話

音楽で生計を立てる2児の父。しかし、脳内はクルマのことばかり。乗継ぐクルマはスバル車ばかり。スバルしか乗れないこの体。気がつけば立派なスバリスト。こんなオレに誰がした。
このブログはそんな自分,青い稲妻とスバルの激しく、そして切ない愛の物語(ちょっとだけ音楽の話もあるよ)。

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2008.08.14 Thursday

ディーラーオプションの落とし穴



じつに久々の更新だ。
なんだかんだと仕事があり、なかなか他のことに手が回らない日々であった。
まぁクルマネタに乏しいというのもあるんだが。

まず仕事が一段落したとこでやったのが洗車。
梅雨の最中は無理にやってもすぐ雨に降られて空しくなるだけなので
洗車したい気持ちをこらえ、明けたと同時に盛大にやってやろうと思っていたのだが、仕事の切れ目がなく、結局梅雨明けしてから随分後になってしまった。
ただ、1ヶ月近く洗車してなかった割には見た目は汚れてなかった。
これもブリスもおかげか?
しかもラッキーなことにその日は曇りでその前後の日に比べて気温も低いという
絶好の洗車日和。
いつもの洗車場で外から中までガッツリやってきたさ。
久々にみる輝く2号は最高だ。

もう一つやったことはカーナビの地図更新。
ちょっと前のことだが東京サマーランドというプールに行った。
基本的にカーナビなんてこういったお出かけのときにしか出番はない。
もちろんその時も施設名で東京サマーランドを検索。
カーナビさんにルート案内を時間優先でお願いするが、表示されたルートが何か変だ。
ウチからだと中央道から圏央道に入ってあきるのインターで降りるのが最短だと思われた。
しかしナビは八王子で降りてあとは一般道というルートを出してきた。
渋滞を考慮してるのかな?とも思ったので、あまり気にせずそのまま中央道を突き進む。
しかし、お約束の八王子インター近辺の渋滞もさほではなかったので、ナビに逆らって圏央道ルートで行くことに。
八王子インターから圏央道の間、ナビはしきりにUターンを促してくる。
できるわけないだろ、高速なんだから。
ひたすら無視を決め込み、圏央道を暴走していたそのとき、
ふとナビを見ると、2号が道なき道の山の中を走ってることになってるではないか!
要するに地図データが古くて圏央道のその近辺がないのだ。

これには参った。
このカーナビ、去年買ったヤツでっせ。
とはいってもタイミング悪くモデルチェンジ前だったから、地図データも3年近く前のものだろうし、圏央道のこの区間も開通したのは最近といえば最近だ。
仕方ないかもしれない。
とはいってもこんなんじゃオレにとってナビを入れた意味がない。
そこで地図データの更新を試みる。
スバルのホームページで調べてみるとちゃんとあったさバージョンアップのお知らせが。
もちろんタダじゃない。
ディーラーに25200円のバージョンアップキットを頼んで自分でやるか、バージョンアップキット代と工賃を払ってディーラーに任せるか。
この程度だったら自分でやるに決まってる。
早速H君にバージョンアップキットを頼む。
作業自体は簡単だ。
DVD-ROMとSDカードを挿入し画面の指示に従うだけ。
1号のナビはハードディスクを外し、メーカーに送ってデータを更新するという面倒なヤツだったが、それに比べれば何ともお手軽。
しかし問題は更新にかかる時間だ。
約2時間。
この間ナビの電源を入れっぱなしにしとかなきゃならない。
途中で切ると更新は最初からやり直し。
普段乗りで2時間走りっぱなしなんてことはない。
かいといってウチの駐車場は機械式だから長時間のアイドリングなんか絶対無理。
するとH君が『店の駐車場でやっちゃいましょうよ。』というのでそうすることに。
これならH君の店から帰る時間を入れると1時間ぐらいのアイドリングで済む計算だ。
しかしガソリン高騰や環境問題が取り沙汰されるこのご時世に1時間のアイドリングとは何とも…

バージョンアップキットが入荷した連絡を受け、早速H君のとこに。
到着するとディーラーの方が速攻2号に乗り込みバージョンアップ開始。
結局作業はおまかせ。
もちろん工賃はとられなかったぜ。
いつもthanks!

無駄なガソリンを1時間以上まき散らしながら、作業は無事終了。
家についてバージョンアップキットの説明書に目を通す。
すると地図データの更新以外にいくつかの新機能が加わっていた。
その中の一つが『おでかけストラーダ』。
要するにパソコンからパナソニックの専用サイトにアクセスして、
事前にドライブルートを計画し、それをSDカード経由でナビに読み込ませるという機能。
計画性のないオレにはあまり必要性のないものではあるが、使えるにこしたことはない。
早速試してみようとサイトにいってみるが、どうやらナビの製品登録をしないとアクセスできないようだ。
登録には製品のシリアルナンバーやら保証書にある仮登録ナンバーが必要だの書いてある。
そんなもん知らん。
保証書なんて見たことないし、仮登録ナンバーとは何のこっちゃ。
しかしよく見ると、『ディーラーオプションで買った方はここでは登録できません。不明な点は直接メーカーにお問い合わせください。』とか書いてあるじゃんか。
要するに中身は同じでも扱いは全く違うということだ。
いやーめんどくさい。
こんなとこにディーラーオプションの落とし穴があったとは。
どうしたもんかと思い、H君に聞いてみると『保証書は車検証と一緒に入ってると思います。そこに書いてあるシリアルナンバーと製品コードを入力すれば登録できると業者さんは言ってます。』ということだったので車検証を確認。
あった。
ちゃんと見てないぜオレ。
早速保証書のシリアルナンバーと製品コードの入力を試みる。
しかしまた問題が。
『シリアルナンバーが9桁以外の方はこちらから登録できません。詳しくは直接メーカーにお問い合わせください。』
保証書に書いてあるシリアルナンバーは6桁。
ふざけんな!
これ以上何をメーカーにお問い合わせくだされというんじゃ!
半ばキレかけたオレはヤケクソでパナのホームページを見まくった。
すると『各メーカーオプションユーザー様ログインページ』なるものを発見。
これだ!
そこにはユーザー名とパスワードを入力するようになっている。
パスワードはスバルを入力しろと書いてある。
これじゃパスワードでも何でもないわな。
ユーザー名は製品コードを入力。
満を持して保証書の製品コードを入力する。
すると見事に…ログインできないじゃないか!
どう考えても製品コードが違う。
いったい何を入力すればいいってんだよ。
今度は完全にキレながらホームページを見まくる。
すると"よくあるご質問"というとこにログインできない場合という項目がある。
そこには『製品コードとはメーカーのオプションカタログ等に記載のコードです』と書いてある。
おいおい、もうちょっとわかりやすいヤツにしてくれよ。
それにそんなもんクルマ買ってからご丁寧にとってあるヤツなんかいねーだろ。
いや、いた。オレだ。
ウチには全てのスバルカタログがとってあるのだ。
2号を買った時のオーディオカタログを引っ張りだしてみる。
そこにはそれらしい数字がしっかり記載されていた。
半信半疑ではあったがその数字を入力。
すると『ようこそスバルユーザー様』の文字が現れ、『おでかけストラーダ』のサイトにアクセスできるようになったのだ。
いやーとっといてみるもんだねーカタログ、とか平和なこと言ってる場合じゃない。
わかりにくすぎるぞ!
パナにしてもスバルにしても、もうちょっとユーザーのこと考えろ!

これだけ苦労して開通させた機能だ。
バリバリ使ってやるぜ!と言いたいとこだが、ほとんど出番はないだろう。
今月は家族旅行の予定もあるが、『おでかけストラーダ』の出番はないと断言できる。
なんせ前もって計画を立てるとか仕事以外では苦手なもんでね。
ナビはいざというときにちゃんと地図が表示されればオレ的には十分。
あとはテレビが映れば我が家的にも十分。
ということは今のナビは明らかにオーバースペック。
次にナビを買うことがあったら、もっとシンプルで安いヤツにしよう。
もちろん浮いた予算は他に回ることになるが、それが何か?
2008.07.05 Saturday

多人数乗りの実力



クルマ関係のネタがないわけではなかったのだが、
ここんとこ珍しく仕事が立て込んで、このブログを放置してしまった。
こうも連日朝までレコーディングだと、さすがに他のことに手がつけられない。
それも一段落したので久々に逝ってみよう。

今月の初めはカミさんのR2、まつばちゃんの保険満期。
今年始めに当て逃げされたこともあり、車両保険には入ろうと思っていたのだが、
カミさんが”保険会社を変えたい”と言い出した。
以前から担当保険員が苦手だったようだが、2号の保険会社を変えたのがきっかけで、
自分も他のとこにしたいと思ったようだ。
そこでまず2号と同じ保険会社で見積もりをしてみる。
いわゆる外資系の保険会社で、条件を限定すればかなり安くなるのだが、
カミさんは仕事で使ってるし年間走行距離もそれなりに走る。
そうなるとメリットが薄くなっていくので意外と安くならない。
だったらと思い前々からスバルのH君のとこに頼んでみるかというのもあったので、
一発電話を入れてみる。
いくつかのパターンの見積もりを出してもらったのだが、
車両保険込みだと2号の保険会社よりも安い。
もちろん通勤、レジャーとか年間走行距離といった条件はなし。
だったらこっちの方がいいじゃんということで、H君に頼むことに決定。
ちなみにこれでH君にもいいことがあるらしい。
多分報奨金とかその類いのもんだと思うが。
これでまた恩を売っておくことができた。
いつになるか分からんが次回の新車購入に役立てたい。

その保険料を払いにH君のとこにいったのだが、保険の話が一通りおわったとこで
”乗りますよねぇ”とH君が言ってきた。
もちろんエクシーガのことだ。
”オレはミニバンなんか乗らんぞ”とはいってみたものの、
やはりスバルが作ったミニバンがどんなもんかは気になる。
”まぁそう言わず乗ってみましょうよ”ということで、いつもの試乗大会の始まり。
ちなみにこのエクシーガ、世間では普通にミニバンと言われているが、
スバルは多人数乗り車と言い張っている。
普通のミニバンとは違うと言いたいのだろうが、
いかにもスバルらしい主張の方法だ。

用意されたのはGT。ターボ車だ。
発表前にガレージで見た時は”デカっ!!”と思ったが、外で見るとそうでもない。
まあ背の高さは横に置いてあったレガシィと比べるとかなりのもんだが。
まずSI-Driveをインテリジェントにしてスタート。
出だしはインテリジェントでも悪くない。
この辺はSI-Drive初搭載のD型レガシィから徐々に改善され、随分よくなってるようだ。
水温が上がり、S#が使える状態になってからSとS#を試してみる。
パワーに関してはミニバンというクルマの性格を考えれば十分。
GTのエンジンはフォレスターのターボ車と同じ仕様らしいが、
それと比べて低速トルクがより力強く感じられ、加速もスムーズだ。
これはエクシーガのATが5速なのも有利に働いているのだろう。

ハンドリングは中立付近がしっかりとしていて剛性感もある。
最近のスバル車に共通する美点であるが、2号ほどではないにせよ、
ミニバンでもこのステアフィールを実現してるのはエラい。

乗り心地はかなりいい。
2号の”硬めだけどしなやかな足”に乗りなれた身には
インプレッサS-GTやフォレスターのように若干フワフワする感覚もあるが、
普通の人が乗ったら間違いなく快適に感じるだろう。

背が高いのでそこからくる不安定な動きはあるのだろうと予想していたのだが、
路面が悪いところでの挙動やコーナーでのロール感は意外にも背の高さを感じさせない。
この辺はスバルの作るミニバンということで開発者も相当こだわったんじゃなかろうか。

そして車内はえらく静か。
他社のミニバンにほとんど乗ったことがないから比較はできないが、
今までのスバル車のなかではトップの静寂性じゃなかろうか。
三列目に乗ってる人と普通に会話ができるという売り文句があるがウソじゃない。
1号(GDBインプ)は助手席と会話するのも時に困難だったのだが、
とても同じメーカーが作ったクルマとは思えん。
家族でクルマに乗る時、みんなでちゃんと会話ができるかというのは見落としがちだ。
1号でその重要性を思い知ったオレにとって、これはポイント高い。

二列目、三列目の居住性に関しては
実際に走りながら乗ったわけではないので何とも言えないが、
二列目は天井の高さがあるし足下スペースも十分確保されているので、
窮屈ということはまずないだろう。
ただ三列目は微妙。
子供だったら十分ロングドライブもかませるが、
大人だと天井高が不足気味で圧迫感があるかも。
まぁこの辺はカミさんや子供たちを乗せてインタビューするのが一番いい。
今度試してみよう。

全体的に見て、走りはインプレッサS-GTをさらに快適にしたというと言い過ぎだろうか。
もちろんお山とかに行けばミニバンのネガティブな面が露呈するだろうが、
街中や高速レベルではS-GT並の感覚で乗れてしまう。
S-GTに比べボディはデカいし重いし背も高いのに
そう思わせるというのはすごいことだぞ。
さすが走りのスバル。よく頑張った。

H君が”もう一発どうですか?”というので、ついでにNAにも乗ってみた。
コイツのエンジンはレガシィでは廃盤になった2リッターのDOHC。
しかも試乗車はFFだった。
スバル車で2リッターのFFは久々の登場だ。
はっきりいって一番スバルらしくない組み合わせなのだが、
他社のミニバンユーザーが流れてくるとすれば、
このグレードが現実的に売れ線になるはず。
オレだってミニバンが必要だとなったら、割り切ってこっちにする可能性は大だ。

で、乗ってみるとやっぱターボの後だから非力には感じる。
FFなこともあって重量の軽さでもうちょっとパワーのハンデを巻き返せるかと思ったが、
そう甘くはなかった。
ただ、単体で見ればこのクルマに必要なパワーはちゃんとあるのだ。
別段パワフルに感じるわけではないが、実用性は十分だ。
しかもレギュラーガソリン仕様。
ガソリン価格高騰のご時世においてこれほど庶民の強い味方はない。
これだけでも十分選ぶ理由がある。

街乗りレベルだとターボとの差はパワーやトルクの違いが主で、
足回りの違いなんかはあまりわからず。
これもお山の下りなんかに行けば違いがわかりやすいだろう。
軽さがいい方向に出てターボよりもクルマの動きが軽快に感じるかもしれない。
まぁこの手のクルマで峠をガンガンなんて人はまずいないと思うが…。

ただ大きく違うのが静寂性。
ターボに比べ遮音性が悪いというわけではないのだが、
エンジン音が大きく聞こえるのだ。
そう感じた理由は単純。
ターボに比べ、同じスピードまで上げるのに多くアクセルを踏まなきゃならないからだ。
ターボだとトルクがあるのでアクセルを踏む量が少なくて済む。
エンジンの回転もそんなに上がらないから、エンジン音も静かなわけだ。
パワー以外にもこんなとこにターボのメリットがあるとは。
まぁこの辺は運転の仕方次第。
大きな弱点とは言えないだろう。

エクシーガに乗ってみて、ミニバン=走りは×というオレのイメージは多少払拭された。
しかし、やっぱオレが日常的にミニバンに乗るというのはあり得ない。
ワゴンでいっぱいいっぱいだ。
H君も”稲妻さんがミニバン乗ってウチの店に来る姿は想像できないですねー”といっていた。
しかし、家庭の事情でミニバンが必要な日が来るかも知れない。
カミさんも”じいちゃんばあちゃんが一緒に乗れるからいいよねぇ”とか言ってるし、
子供たち特にお姉ちゃんの方は遊べるほど広い室内に相当憧れてるらしく、
”あれがいい!”とまで言い出す始末。
実用性も考慮に入れて2号に乗り換えたはずだ。
にもかかわらず、ミニバン+オレ専用マシンという組み合わせの日が来てしまうのか。
その場合のオレ専用マシンは何になるのか。
やっぱ新型インプレッサSTIか。
それともGDBのS203でも逝っとくか。
いっそ状態のいいGC8っていう手もあるな。
いやいや、そんなこと言ってる場合じゃない。
ガソリン高騰だってのにデカいクルマ2台じゃあまりにも効率が悪い。
やっぱ我が家にミニバンはあり得ない。
2号が一番いい選択だ。

2008.06.17 Tuesday

1号の呪縛



以前から言ってることだが、2号はイジり甲斐のないクルマだ。
コイツはある意味完成されたBPレガシィともいえるわけで
それゆえイジることによってバランスを崩すことも考えられるわけだ。
しかし少しずつチューニングしていくことでそのクルマに新たな一面をもたらし、
時間が経過しても常に愛車と新鮮な気持ちで接することができる。
なので自分なりにバランスを崩さない範囲でのチューンは考えているのだが
どこからどう手を付けるか…未だ悩み中だが少しずつ見えてきたような気もする。
これから少しずつ手を加えていこうと思ってる。

なので、ここのところチューニングという意味でのブログネタに乏しいのだが
ノーマル状態で乗り続けている今でも新たな発見はある。
まあ納車されて10ヶ月近く経つので乗るたびにということはないけどな。
今回の新発見はシートポジション。

ちょっと前のブログでロングドライブ中に腰痛発生というのを書いたが
それ以降やっと落ち着いたと思ったドラポジにまた疑問を持ち
トライ&エラーな日々を送っていた。
よく腰痛を解消するのにシートを社外品に換えるといいと言われているが、
完全に払拭するのは難しい。
そもそも腰痛持ちという人種はどんな椅子でも多少なりとも腰が痛くなるものだ。
なのでいかに腰痛を抑えられるか。
それが重要になる。

それまでのポジションはというと、高さはオレ的には高め。
目線で言うとボンネットにあるインテークが完全に見えるくらいだ。
前後調整はペダルを目一杯踏み込んでも足が伸びきらない距離。
かなり余裕を持たせた位置だ。
シートバックは若干寝かせ目。
2号はランバーサポートが調整可能なのだが、これは一番引っ込めた状態。
さらにシートの高さは全体の高さと別に前端部を調整可能なのだが
これは通常のペダル操作の範囲で、ももがしっかり密着するように調整している。

この状態をデフォルトとしてポジションメモリーを使って保存しておく。
まず腰痛に一番関係ありそうなシートバックの角度からだ。
これまで若干寝かせ目だったのを極端に立て気味にしてみる。
座った瞬間は良さそうな印象だったが、これだとちょっとの時間でも腰が痛くなる。
で、ここから少しずつ寝かせていく。
ここかなと思ったところをさらにもう1つのメモリーに保存する。
これでデフォルトの状態と比較すると、ほとんど変わらない。

次にランバーサポートを試す。
思いっきり出してみると、腰が痛いときには一瞬ラクになるのだが
張り出しが強すぎて通常時は逆に腰痛を誘発させそうだ。
色々試した結果、数字にすると5mmとか6mmとかそんなもんだと思うが
ほんの少し出すと効果はあるようだ。
これは新たな発見の1つ。

シートバックが決まったら高さの調整。
今までは高めの方が疲れにくいというウワサを聞きつけ、そういうポジションになっていた。
しかし色々試したがこれは腰痛にはあまり関係なさそうだ。
個人差はあるだろうが、オレ的にはそう感じた。
だったらメーター見るときの視線移動が少ない低めの方がいい。
結果ほぼ一番下げた状態になった。
これでも1号のレカロのバケット+スポーツフレームの組み合わせよりは
随分高いけどな。

残るは前後位置なのだが、最大の発見はここににあった。
前後位置に関してはペダルの操作量で決まる。
ここに落とし穴があったのだ。

いつからそうなったのかはっきり覚えてないが、
オレはシートに座ってまず前後の調整をする。
多分1号の頃からは完全にそうなってたはずだ。
前車青い稲妻1号はインプレッサSTI。
もちろんMTなのでクラッチペダルがある。
1号のクラッチは重いし半クラも狭いので微妙なペダルワークを要求される。
なので、シートの前後位置はこのクラッチ操作をする左足の動作量を基準に決めていたわけだ。
ここはホントに微妙で、その日の服装によっても違和感を感じることがあり
常に調整していたポイントだ。
そうなると、アクセルとブレーキを操作する右足のポジションは成り行きということになる。
1号の時はそのことに対してさして不満はなかった。
その位置でもブレーキはしっかり踏み込めるし、
むしろ余裕がありすぎるくらいだった。
ただ、今思い返してみると運転していて窮屈だったことは確かだ。
その証拠に長時間運転すると右ヒザが痛くなることがあった。
これは2号に乗り換えて以降も同じだった。

この”成り行き”のポジションが知らないうちに体に染み付いていたのであろう。
2号に乗り換えても前後位置はその”成り行き”のアクセルとブレーキの感覚で決めていて、
それにさして疑問を持っていなかったし、それが正しいポジションと思い込んでいた。
しかし2号はATだ。
純粋にアクセルとブレーキの操作量で決めればいい。
部屋でシートポジションについてひたすら悩んでいたオレは突然そう思いついた。

思いついたら早速実行だ。
2号をガレージから引っ張りだし、ブレーキを目一杯踏み込んで足の伸びに若干の余裕があるぐらいまでシートを下げる。
ただこの状態だとステアリングが遠くなる。
そこでBPの後期型から装備されたハンドルの前後調整ができるテレスコの出番だ。
コイツでハンドルを少し手前に持ってくる。
はっきりいってテレスコは今までほとんど活用されてなかった。
今回はコイツのおかげで最終的なポジションが決まったといってもいい。
大活躍だ。

だいたい決まったところで走り出してみる。
これはいい!
今までになく足元が快適だ。
しかもアクセルとブレーキの操作も今まで以上にやりやすい。
この後しばらく走ってシートの各部を微調整。
納得いくポジションが決まったところでメモリー。
そして以前のデフォルト位置と比べてみる。
全然違う…
今まで苦労してたのは何だったのか。
疲労はもちろんのこと、ペダルやステアリングの操作も現状ではかなり理想的だ。
しかも腰痛にも関係ありそうだ。
まだ長時間のドライブをしていないのではっきりとは言えないが、
少なくても普段の街乗りレベルの距離なら腰痛の兆候はかなり低減されている。
しばらくこのポジションを基準に様子を見てみよう。
ただ、これ以上の改善はこのシートでは無理なような気もする。
そうなるとシート交換しか手はないかも知れんが…

もっと早く気づけよという話もあるが
今回は2号がATだったから出来た新たな発見と言っていい。
逆に言えばMTではこのポジションはオレ的にはきつい。
家族のことを考え、ある意味妥協して選択したATだが、
こういう発見をするとATもいいよなぁと思えてしまう。
まぁ最近ではそれ以外でもATの良さを理解しつつあるけどな。

しかし、こうなってくるとスバルのMT車のペダル配置に疑問が湧いてくる。
要するにクラッチペダルのストローク量が多すぎるのではないか?
ストローク量が減れば踏み込む量が少なくなり、シートポジションを後に下げられる。
そうすれば右足が窮屈な思いをしなくなる。
もっと理想的なポジションになるし、ヒール&トゥもやりやすくなると思うのだが。
ただストローク量が減ると半クラとかはやりにくくなるだろうし、
この辺は人によって一長一短か。
もしくは単純にクラッチペダルの位置をもうちょっと手前に持ってくるとか。
いずれにしろ何かしら改善する方法はあるだろう。
ぜひこの辺りはスバルに見直してもらいたい。
オレが次にMTに乗るまでに…


2008.06.08 Sunday

フライング



先日H君から一通のメールが送られてきた。
「すでにご存知だと思いますが、スバルにも多人数乗りの乗用車が発売になります。
発表は6.17ですがVIPな稲妻様にだけ発表前に見ていただこうと思いご連絡いたしました。
本日から二階イベントフロアに隠して置いてありますので是非お立ち寄りください。」
ヤツに似合わないちゃんとした文章だが、要するに遊びにきてくださいということだ。
そういうことなら行かないわけにはいかない。
最近じいちゃんばあちゃんやらを乗せる機会も多く、
多人数乗りという響きにカミさんもちょっと惹かれている様子。
見に行ってやろうじゃないか。

早速行ってきた。
”多人数乗りの乗用車”というのはもうすぐ発売となるミニバン、エクシーガのことだ。
以前にトラヴィックというミニバンがあったが、これはオペルのザフィーラのOEM。
本格的な自社開発のミニバンはこのエクシーガが初ということになる。
やっとスバルのラインナップにもミニバンが加わる。
家庭の事情でミニバンを望んでいたスバリストの方々には待望のモデルともいえるだろう。

営業所について早速実車拝見。
置いてあったのは最上級グレードのGTという2リッターのターボだ。
そのプロトタイプと呼べるモデルは去年のモーターショーに出展されてたし、今月に入ってスバルのサイトで若干の覆面を施した走行映像が公開されていたので、ある程度想像はついていたのだが、思っていたよりもデカい。
長さや幅のせいもあるが、一番大きな要因は車高だろう。
低重心や走りをウリにするスバルのことだ。
オデッセイに代表される今時の低重心ミニバンと同じようなコンセプトでくるのかと思っていたのだが、これが予想外に背が高い。
高さは1660mmになってるので一般的な機械式パーキングではつらいだろう。

ミニバンで一番気になるのは室内の広さと使い勝手だろう。
2-3-2の3列7人乗りだが、そのボディサイズに見合う十分な広さが確保されている。
特に感心したのが3列目の居住性。
足元のスペースがかなり確保されている。
2列目を最後部までスライドするとさすがにミニマムな感じだが、
2列目の位置を常識的な位置にすれば、ロングドライブも全く苦にならない広さだ。
さらに横幅も二人分にしては十分な余裕がある。
はっきりいってこのぐらいの幅なら三人がけシートにして8人乗りにしてしまってる車種だってある。
そういうムリをしてないのはエラい。
2列目も3人がムリなく乗れる。7人が快適にドライブできるだけの居住性が十分にある。
その分、3列状態でのラゲッジスペースは小さめ。
場合によっては荷物を上まで積み上げることになりそうだ。

シートアレンジは特に飛び道具的なものはないが、
2列目3列目を倒せば広大な荷物スペースができるといった一般的なものは一通り装備されている。
目を引いた装備はオプションではあるがパノラミックガラスルーフ。
ルーフの2/3がガラスになっていて開放感抜群。
もちろんスイッチで開閉できるサンシェードがあるで、
普通のルーフに戻したいときもワンタッチだ。
こういう装備は走り重視でクルマを選ぶ人間には見向きもされないものだが、
こういったクルマにはポイントが高い。
カミさんの妹のカオリンがのってるラフェスタにも同様のものが付いてるんだが、
子供受けは抜群。
大人だってこの開放感を味わうとドライブが楽しくなるはずだ。
このオレすら不覚にも”これはいい”と思ってしまったぐらいだ。

室内の質感という意味では、ちょっとプラスチッキーなのが気になるが十分納得できる。
インプレッサとフォレスターのパーツを流用しているのがまるわかりなのだが、
その分が価格に反映されている。
最上級グレードのGTで260万からという値段は内容を見ると個人的には安いと思う。
効率的にパーツを流用することで価格を下げるというのは、
ミニバン後発で他社に対向するには必要な部分だ。

走りに関してはもちろん試乗はできないので何とも言えないが、
走りのスバルのことだからミニバンといえどもその部分に関する妥協は一切ないだろう。
シャシーはインプレッサと同様のものだが、
ミニバンというスタイルに向けて大幅にチューニングを変えてきているだろう。
どういった味付けになってるのか楽しみだ。

エンジンは2リッターのターボとNAの二本立て。
ターボはスペックを見るかぎり、フォレスターものに近いようだ。
お得意のSI-Driveも搭載。
Si-Driveのスイッチは今まで搭載されてきた車種に共通してシフトパネル後部にあったが、エクシーガではシフトパネル前方に移動されている。
ユーティリティを重視した結果だと思うが、やるならもっと邪魔にならないところ、例えばステアリング横とかにしたほうがよかったのでは?
そうすればシフトパネル前方も小物置きとしてもっと有効に使えたと思うのだが。

NAはDOHCで148psと以前レガシィーに搭載されていたものよりは大幅にデチューンされているが、レギュラーガソリン仕様になっている。
ガソリン代高騰の現在、これは実用的な仕様変更だろう。
ただ大きなボディで重量もそれなりにあるため、非力な感は否めないか?
一般的なユーザーはこっちを選択することが多いだろうから、
そのマッチングは気になるところ。

駆動方式はターボがAWDのみで、NAはFFとAWDを選択できる。
ミッションはターボが5ATでNAが4AT。
マニュアルミッション率が高いスバルだが、さすがにミニバンにMTはないか。
設定しても誰も買わんだろうな。

全体的に見てこのエクシーガ、
スバルなりにかなり頑張って作ったミニバンという感じを受ける。
後発だけに確立された市場に切り込んでいくのはかなり大変だとは思うが、
ぜひ健闘してほしいものだ。

H君のとこに行った目的はもう1つある。
レガシィF型と新しいアウトバック2.5リッターターボの感触を確かめたく、
試乗をしたかったのだ。
F型スペBはなかったが、アウトバックターボはあるとのこと。
エクシーガの内覧会も一息ついたところで、ウチの息子にH君が
「何かブーブ乗ろうよ。何がいい?」
とインタビューする。
するとすかさず息子が言った。
「だぶるーあーるえっくす!」
インプレッサSTIだ。
結局アウトバックターボの試乗がインプレッサSTIでのただのドライブに化けてしまった。
まあいっか。

やっぱMTは楽しいねぇ。
久々に乗った6速MTに全く違和感なし。
カミさんも”何か懐かしいねぇ”を連発していた。
でも街乗りではやっぱ2号のほうが楽しめるかな。
しかし意外だったのは息子の反応。
車庫から出てきたインプをみて
「このだぶるーあーるえっくすじゃない!」
と不満そうに訴える。
どうやらヤツにとってのだぶるーあーるえっくすはとうちゃんが乗っていたGDBのインプらしい。
いまだにインプが帰ってくると思っている息子の願いを叶えるには、
どうやら中古でGDBを買い戻すしかなさそうだ。
まあ無理だろうなぁ…
すまん息子よ。
いや、まてよ。
家族用にエクシーガ買えばオレ用にGDBっていうのはありか。
かわいい息子のためだ。
よし!それでいこう!(やっぱムリです)



2008.05.28 Wednesday

オーディオのこだわり



先日スタジオで走り屋系アレンジャーさんと知り合った。
この人はFC2台、FD2台を乗り継ぐ強者。
湾岸線で時速○9kmオーバーで捕まったこともあるという
輝かしい栄光もお持ちだ。
まぁ捕まる寸前は○○○km出してたらしいから、
これでもラッキーと本人は言っていた。
ちなみに現在は結婚し、お子様もいるということで、
シャコタンにボルグの2ピースホイールで決めたアリストにお乗りになっている。
その時の会話。
「稲妻さんのレガシィ、ブースト計らしきものが付いてましたけど、前は走り屋だったとか?」
「いやいや、そんなことないよ。前はインプ乗ってたけど」
「十分走り屋じゃないっすか。ところでエンジニアさんだからオーディオとかもけっこういってるんっすか?」
「いいや、純正のまんまだよ」
「そうなんですか。意外ですねぇ。エンジニアさんだとカーオーディオとかもこだわってるのかなぁと思ったんですけど」
この質問、実はよくされるのだ。
スバルのH君も言っていた。
「稲妻さんは音楽の仕事してるから絶対マッキン付けると思ってたんですけどねぇ…」

オレの仕事はレコーディングエンジニア。
簡単に言えばCDの音を作るのが仕事だ。
仕事で音を扱ってる以上、そこに関してあらゆる部分でこだわりはある。
しかし、オレは今までのクルマ人生でオーディオに金をかけたことは一度もない。
じゃあ世の中のクルマ所有者でオーディオにこだわって金かけてる人が
どれぐらいいるだろうか?
割合にしたら僅かなもんだと思う。
大概の人は純正もしくはそれに毛の生えた程度のもので音楽を聴いてるはずだ。
プロのエンジニアというのはどんな場所、どんな再生装置で聞いてもいい音、
気持ちいい音楽に仕上げるのが大前提だ。
その上で自分の個性を表現していく。
この前提にもちろんカーオーディオも入っている。
当然その日の仕上がりをスタジオ帰りの自分のクルマでチェックするわけだ。
各楽器のバランスやボーカルのレベル、音の広がりや立体感が
スタジオとクルマで大幅に印象が違ってはマズい。
ここでの試聴結果を翌日のスタジオワークに反映させるわけだ。
この時にいいカーオーディオで聞いてしまうと、一般的なオーディオで聞いている
大多数のユーザーの感覚でチェックできなくなってしまう。
高いオーディオでいい音がしても、安いオーディオだとえらくショボく聞こえるというのはよく聞く話だ。
しかし音を作る方はそれではイカンのだ。
安いオーディオでもいい音がする。
それでいい音なら必然的に高いオーディオでもいい音がする。
目指すのはこっちなのだ。
だからオレはオーディオに金はかけない。
オーディオは純正。
強いて言えばこれがオレのオーディオに対するこだわりだ。

とは言っても仕事のことを考えなければいいオーディオは欲しいと思う。
音楽が好きで仕事にしてるくらいなんだから
いい音で聞ければそりゃうれしいさ。
仕事のことがなけりゃ絶対マッキンつけてるな。
パネルもカッコよくなるし…。
重くなるのがたまにキズだけど。

あっ、そういば一度だけ後からスピーカーだけ付け替えた時があったな。
そのクルマの純正スピーカーはあまりにもひどかった。
今時どこの純正スピーカー探してもこんなヒドい音しねーぞというシロモノ。
いい音である必要はなかったが、正しいバランスさえわからない。
これじゃ仕事のチェックにも使えない。
不本意ではあったがカロッツェリアのヤツに前後とも付け替えたっけ。
それでだいぶマシになったが、そもそも車内がウルサくて
走りながら音楽なんてまともに聞けるクルマではなかった。
たまに路肩に止めて聞いてたぐらいだ。
そのクルマとは何を隠そう前車青い稲妻1号、GDBインプレッサであった。

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